官衙関係遺跡一覧 |
郡衙は文献では全国に600ヵ所あったとされますが、発掘調査で明らかになった例は少なく、
国指定史跡とされている郡衙は16遺跡です。
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番号 |
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指定 |
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遺跡名 |
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都道府県名:遺跡の概要 |
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01 |
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昭和62年 |
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04・宮城県
調査の結果、城内地区では多賀城より古い7世紀末頃の、四面庇付瓦葺の建物を中心とする官衙中枢部が発見され、多賀城創建前大崎地方に律令政府の支配が及んでいたことが明らかになった。 |
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02 |
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平成11年 |
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東山官衙遺跡
★★ |
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04・宮城県
陸奥国賀美郡衙と推定される。平野に面した台地上にあり、東西約300m、南北250mの規模をもち、政庁、正倉、実務的な政務を行う施設等から構成され、全体は築地塀により囲まれている。 |
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03 |
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昭和59年 |
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関和久官衙遺跡
★★★ |
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07・福島県
白河地方の古代の役所跡と考えられる遺跡で、多くの建物跡や外側を区画する溝の跡が見つかっている。 |
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04 |
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昭和55年 |
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平沢官衙遺跡
★★★ |
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08・茨城県
奈良・平安時代の筑波郡の役所跡。昭和50年(1975)の調査で,昭和55年(1980)に国史跡に指定されました。 |
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05 |
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平成16年 |
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金田官衙遺跡
★ |
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08・茨城県
南北約310mの長方形の範囲に、礎石建物8棟、総柱の掘立柱建物3棟が並ぶ正倉院(金田西坪B遺跡)、その北西に展開する4群に分かれて品字状やL字状の建物配置をする約100棟の掘立柱建物・礎石建物、井戸、柵列などからなる |
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06 |
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昭和43年 |
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新治郡衙跡
★★ |
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08・茨城県
建物跡は4群に分かれ、北部群25棟、西部群9棟、東部群13棟、南部群4棟の計51棟が検出された。東部建築群の13棟は、「日本後紀」の記事「弘仁八年冬十月癸亥。常陸國新治郡災。焼不動倉十三宇。穀九千九百九十斛」と、合致する。 |
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07 |
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昭和51年 |
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那須官衙跡
★★ |
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09・栃木県
梅曽廃寺とよばれていたこともあったが昭和42年以来の発掘調査によって、寺院跡と考えられていた地区には、古代の税を納めた倉庫が建ち並んでいたことがわかりました。 |
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08 |
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平成15年 |
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上神主・茂原官衙遺跡
★★ |
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09・栃木県
遺跡中央の政庁域には広場を中心に南面した正殿跡と東西両脇殿跡が確認され、南の正倉域には約50棟の建物跡が確認されている。遺跡の南東には東山道と推定される道路遺構が確認され、官衙と一体的に機能していたと考えられる。 |
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09 |
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平成7年 |
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八幡林官衙遺跡
★★ |
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15・新潟県
1990年11月20日、ここから「沼垂城(ぬたりのき)」「養老」(奈良時代初頭の年号)と記された木簡が見つかった。 |
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10 |
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昭和55年 |
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志太郡衙跡
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22・静岡県
昭和52年に発見された奈良・平安時代の郡役所跡。 |
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11 |
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昭和49年 |
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正道官衙遺跡
★ |
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26・京都府
城陽市一帯に置かれた「久世郡」の郡衙(ぐんが)(役所)跡と推定されています |
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12 |
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昭和46年 |
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嶋上郡衙跡
★★ |
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27・大阪府
昭和45年の発掘調査で、立派な石組井戸から「上郡」と墨書された土器が出土。 |
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13 |
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昭和60年 |
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伯耆国庁跡
★★ |
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31・鳥取県
伯耆国庁跡とその北東約400mの位置に所在し,国分尼寺の可能性が指摘されている法華寺畑遺跡が史跡に指定されている。 |
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14 |
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昭和55年 |
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出雲国山代郷正倉跡
★★ |
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32・島根県
『出雲国風土記』記載の正倉跡 |
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15 |
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昭和12年 |
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周防国衙跡
★★ |
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35・山口県
防府市の国衙地区に八町(870M)四方の国府域と、二町(218M)四方の国衙域を推定し、古代の国府プランを復元したのである。 |
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16 |
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昭和46年 |
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小郡官衙遺跡
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40・福岡県
御原郡の役所「御原郡衙」は約30年前に発見された小郡市の「小郡官衙遺跡」とされ、典型的な郡衙として国指定の史跡となっています。
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17 |
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平成8年 |
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筑後国府跡
★★ |
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40・福岡県
7世紀の初期国府は合川町古宮地区に置かれ、8世紀の中頃に同町阿弥陀地区へ移動、天慶4年(941)の藤原純友の乱で焼失し、約600M東方の朝妻地区へ三遷する。この第3期国庁は、一辺140Mの大溝に囲まれた全国でも最大規模の遺跡である。 |
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18 |
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平成10年 |
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下高橋官衙遺跡
★★ |
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40・福岡県
「御原郡衙」が「小郡」から「下高橋」に移転したことが考えられるようになりました。 |
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19 |
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平成10年 |
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大ノ瀬官衙遺跡
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40・福岡県
豊前国上毛郡衙の役所跡です。 |
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久米官衙遺跡群
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松山市埋蔵文化財センター遺跡の解説 |